受験生
外大の英語の試験は120分だけど、どういう時間配分がベストなのかわかりません。。。。!
たふきりん
●東京外国語大学外国語学部卒業
●高校教員として外大志望の学生を指導(合格実績あり!)
●TOEIC 970
■この記事でわかる事
なぜ時間配分が大事か
英語の試験を受けるうえで、特に東京外国語大学の試験を受けるうえでは、時間配分はとても重要です。その理由は2つあります。
1. 東京外大の冠模試がない
例えば東京大学であれば、東大対策模試のような、実際の大問構成に即した模試が年に複数回実施されます。受験生たちはそれを経て、どの大問にどれくらい時間をかけるべきかを模試を受けながら感覚的に身に着けていきます。 一方で、東京外大はその問題の特殊性や、志望者数の影響からか、大手予備校が「外大対策模試」を実施する事はありません。せいぜいテストゼミくらい。 なので、外大志望の学生が、テストにおける時間配分の感覚を身につける機会がないのです。なので、当日慌てないためにも、どの順番で問題を解いていくか、どの問題にどれくらい時間をかけるかについてあらかじめイメージを持っておく事が大変重要になります。2. リスニングが放送される時間が長い
「英語」の試験の250点満点の内、「リスニング」が影響する部分は全体の6割以上160点分あります。リスニングの放送が流れる時間は予め決まっており、その時間が過ぎるとそれ以上放送を聞く事はできません。そのため、放送が流れる前に、選択問題の選択肢に目を通す、要約問題のワークシートを読んで内容を予想する、といった様々な準備をしておく必要があります。 その準備をどのタイミングでするのかをあらかじめ決めてから試験に臨む事で、試験中でもよりスムーズにリスニングの準備に取り掛かる事ができます。前期試験の試験時間について
当日の試験時間
東京外国語大学の前期試験は、2022年度入学入試以降、全学部でスピーキングテスト「BCT-S」が導入されて以来、下記の通り実施されています。
① 外国語 「英語スピーキング試験」 11:00~11:40 (40 分)
② 外国語 「英語」* 試験はリスニングを含む。13:00~15:00 (120 分)
③ 地理歴史 「世界史」又は「日本史」のどちらか1科目 16:00~17:00 (60 分)
※2024年(令和6年)度学生募集要項を参照しています。
②の「英語」の試験については、2021年度入試までは150分間で、長文(文挿入問題)が今よりも一つ多く出題されていました。それが削除された分、30分試験時間が減少しています。
リスニング放送が流れる時間
過去問などを参照すると、リスニングの放送時間について下記の通り言及があります。なので、試験開始が13時からであることから、試験開始50分後にリスニング放送が開始し、そこから20分間音声を聞く事になるという事がわかります。リスニング試験は13:50に開始し,14時10分頃に終了する予定です。
検討するべき要素
受験するあなたの状況(得意な技能(RLW)、共通テストの得点率)等によっても、状況は変わると思いますので、ご自身の現状を加味してアレンジしてみて下さい。 まず、120分の試験時間を下記の3つのステージに分ける事ができるかと思います。A. 最初の 50分 (13:00-13:50)
B. 音声を聞く20分 (13:50-14:10)
C. 最後の 50分 (14:10-15:00)
● A.でどれくらいリスニングの準備(=選択肢/講義ワークシートの読み込み)ができるか
● A.でどれだけ長文読解/空所補充問題を終わらせる事ができるか
● C.でどれだけ英作文を速くかつ丁寧に書く事ができるか
時間配分の一例
下記はあくまで「たふきりんが今受験生になったとしたら」という想定で作成した時間配分の一例です。リスニングよりはリーディングが得意だと思っている、共通テストで昨年度合格者平均点くらいの想定です。A. 最初の50分で何をするか (13:00-13:50)
① 大問2 空所補充問題 10分 (配点 30点) ② 大問1 長文読解問題 記述式 30分 (配点 60点) ③ リスニングの「準備」 選択肢、ワークシートの確認 10分B. リスニング放送中に何をするか (13:50-14:10)
④ リスニング 大問3/大問4 音声を聞きながら問題を解く (配点 40点× 2) ⑤ 講義リスニング 大問5 音声を聞きながらメモ取り 音声は2回流れるC. 最後の50分で何をするか (14:10-15:00)
⑥ 要約英作文を書く 15分 (配点 40点) ⑦ 意見論述英作文を書く 20分 (配点 40点) ⑧ リスニング問題の見直し 10分 ⑨ 残りの見直し(長文読解等) 5分 上記を基礎として、自分の「苦手」な技能に充てる時間を長くする、等で調整してみるのはいかがでしょうか。例えばリスニングが苦手な受験生の場合、リーディングにかける時間を削って、 リスニングの準備にかける時間を伸ばすとか、そういった事が可能かと思います。 また、過去問の大問1を複数年分解く事で、長文読解にどれくらい時間がかかるかをある程度把握する事も重要かと思います。さらに、要約英作文については、リスニングが終わった後の「日本語」→「英語」のプロセスを短縮するために、日頃からリスニング中に「英語で」メモを取る事を練習すると、良いかと思います。長文読解 大問1(記述)と大問2(空所補充)どっちから解く?
上記の例で私は、大問2 (空所補充)から先に解く事を提案しましたが、それは「一番得点できそうなところで確実に点を取る」という事を意識したためです。先にそうした「ここはとれた」という部分を持つ事で、その後精神的な余裕を持てるという考えです。 ただ、大問2(空所補充)を先に解いた事によって、その後に解く大問1(記述)で時間が足りず、解いている途中でリスニングに突入してしまう事も一番避けたい事項だと思います。 なので、例えば「共通テストで前年度合格平均点をとれた」または「世界史/日本史に絶対の自信がある」といった受験生は、「確実に点をとる」ために大問2(空所補充)から始める。一方「英語で高得点を狙う必要がある」「リーディングに自信がある」という学生は「配点のより多い方により時間をかけて解く」ために大問1(記述)から始めるというのもいいかと思います。まとめ 結局想定通りにはならないかもしれないが、、、
上記の時間配分は一例で、しかもとても「上手くいった」場合の本当に理想的な例です。 試験当日は想定しえない様々な事が起こります。なので、まず1つ時間配分の目安を決めて、そこから色々なパターンを想定して、イメージトレーニングをするとよいと思います。 試験当日、少しでも多くの受験生がベストを出し切れるよう、応援しています!
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