入学前に大学でTOEICを受けないといけないらしい。。。!今まで受けた事ないし、どうやって対策していいかわからないです。。。!
そんな大学生の皆さんに向けて、このページでTOEICについて解説します!
対策方法も載せているので、是非最後まで読んでみて下さい!
✔この記事の信頼性
●東京外国語大学外国語学部卒業
●高校教員として外大志望の学生を指導(合格実績あり!)
●TOEIC スコア 970
1. TOEICとは 試験の目的と概要
TOEIC(Test of English for International Communication)は、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が運営する英語能力試験の一つです。この試験は、ビジネスや国際コミュニケーションに関連する英語能力を測定することを目的としています。TOEICスコアは、企業の採用プロセスや職場での昇進における英語能力の指標として利用されることが一般的です。
2.試験形式
TOEIC試験は、リスニングセクションとリーディングセクションの2つのメインセクションで構成されています。リスニングセクションでは、短い会話やモノローグを聞き取り、それに関する質問に答える能力が評価されます。一方、リーディングセクションでは、ビジネス関連の文章を読み、その内容に関する質問に答える能力が評価されます。
- 試験時間はリスニング約45分 → リーディング約75分(計約120分)
- 問題数はリスニング100問/Part1~4、リーディング100問/Part5~7(計200問)
- 試験はマークシート式
3.各セクションの構成
リスニング問題
リスニングテストは4つのパートから構成されています。
Part1 写真描写問題 6問
1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。Part2 応答問題 25問
1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。Part3 会話問題 39問
2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。Part4 説明文問題 30問
アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。【公式】テストの形式と構成|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)より抜粋
リーディング問題
リーディングテストは、3つのセクションから構成されています。
Part5 短文穴埋め問題 30問
不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。Part6 長文穴埋め問題 16問
不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。Part7 1つの文書:29問
複数の文書:25問
いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。各文書には設問が数問ずつある。【公式】テストの形式と構成|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)より抜粋
サンプル問題
サンプル問題は下記のページから確認できます。
4.外大生の平均点は何点くらい?
一番気になるのが、「外大生の平均スコア」だと思います。
2019年の資料によると、外大生の全専攻の入学時の平均点は、700点~750点とのことでした!是非この点数をひとまずの目標に、対策に力を入れてみましょう!
ちなみに、下記のデータでは、TUFS卒業生のTOEIC平均点は、847.7点でした。
5.何が難しい?
とにかく時間がない!
特にPart 7の長文問題にかなり時間がかかり、全て解き終わらないという人も多くいます。できるだけ多くのTOEIC形式の問題を解く事で、問題形式に慣れる必要があります。
リスニングが聞き取れない!
45分ずっとリスニングの試験を受けていると、集中力が続かず、各問題に集中する事がとても難しいです。選択肢を事前に読んで、どのような内容を予想しながら聞く等、より音声が頭に入りやすくなるようトレーニングをする事が必要です。
一番必要なことは?
このブログを読んでいる人であれば、多くの人が最初につまずく、「基礎的な英文法の学びなおし」や「語彙力の増強」はそれほど重要ではないと思います。
そんな読者の皆様に1番必要なことは、
問題演習を繰り返して、問題形式に慣れる
という事です。下記で効率的に問題演習をする方法を紹介します!
6.TOEIC対策おススメアプリ
スタディサプリ English
1番おススメのアプリは、CMでも放送されている、「スタディサプリ English」です。模試20回分(4000問)の問題演習をアプリでいつでも可能です!また、その「実戦問題集」は、PART1~PART7全てに対応して毎月200問追加されます!
おススメなポイント
・今なら7日間の無料体験が可能
・模試20回分(4000問)の問題
・スマホ・PCでTOEIC(R)対策すべてを完結
↓問題演習の画面
↓スタディサプリEnglish スコアアップ攻略メソッド
↓↓TOEIC対策ならこのアプリ!↓↓
7.おすすめのTOEIC問題集
巷にTOEICの参考書/問題集は溢れておりますが、個人的にはTOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会が出版している「公式問題集 トレーニング」がおすすめです!
TOEICは毎回問題が公開されるわけではないので、対策問題集を作成している各社がTOEICの問題と全く「同じレベル」であるかは正直わかりません。
たふきりんも学生時代、問題集を解いて「あれ、簡単。。。?」と油断し、実際試験を受けて面食らった事がかなりありました。何冊か問題集を替えながら最終的に「公式問題集 トレーニング」にたどり着き、それを繰り返すことで900点越えを達成しました!以下で紹介するので、是非参考にしてみて下さい。
「公式問題集 トレーニング」のおすすめポイント
1.1日1セクション 20日間で完走
リーディング/リスニングそれぞれ、各パートの問題を組み合わせた1セットが計20セット入っています。20日間を完遂する事で、すべてのパートをバランスよく学習できます。
2.たくさんの「公式」問題を解いて鍛える
リスニング編は380問、リーディング編は377問を掲載。
リスニング編では「3人の会話問題」、「意図問題」、「図表問題」など、リーディング編では「挿入問題」、「意図問題」、「チャット問題」など特徴的な問題も多数収録。豊富な公式問題で、徹底的に鍛えられます。
3.正解・和訳は別冊仕様
本誌=「問題」、別冊=「正解・和訳(・スクリプト)」に分かれており、相互参照して、復習がしやすくなっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。TOEICのスコアは就活の時や大学を卒業してからも利用する機会があると思います。入試で高めた英語力を維持するという意味でも、定期的に受験する事をおススメします!
コメント